第5章 古代兵器の構成

第1節 古代兵器の数

第1項 更に3つの古代兵器

三兄弟のマジックナンバー3および、親子三代のマジックナンバー3により、古代兵器の数はウラヌス、クロノス、プルトン、ポセイドン、ゼウスで合計「5つ」になる。これは、森の番人ガイモンが20年間守り続けてきた空っぽの宝箱の数と一致する。と主張しておきながら、すぐに別の考察を加える。

『ONE PIECE』第3巻22話:ルフィ
「あったぞ宝箱!!!
 5個!!!」
(中略)
「………うん
 全部からっぽだ!!」

古代兵器はあと3つ登場するかもしれない。

第2項 古代兵器プルトンの設計図

『ONE PIECE』第36巻344話:アイスバーグ
「おれァ古代兵器”プルトン”の
 「設計図」を持っている!!!
 プルトンとは…遠い昔この島で造られた
 「戦艦」の名だ……」

古代兵器プルトンには設計図が存在した。昔、古代兵器プルトンを建造したウォーターセブンの造船技師達は、その強大な戦力が悪用される可能性を懸念し、抵抗勢力を生み出せるよう古代兵器プルトンの設計図を残し、代々受け継いできた。直近では、トムからアイスバーグ、アイスバーグからフランキーへと密かに渡され、最終所有者はフランキーであった。


トム


アイスバーグ


フランキー

一方、ポーネグリフに刻まれた古代文字を読むことのできるロビンは、古代兵器復活のキーマンとみなされ、長年世界政府から追われてきた。

『ONE PIECE』第38巻358話:アイスバーグ
「(トムさんが)全てを捨てて未来につないだ”設計図”だ
 少なくともニコ・ロビンという女が実在する”兵器”を
 復活させる危険がある以上それは”抵抗勢力”として…
 この世に必要なものだ!!」

フランキーとロビンはウォーターセブンで共に世界政府の諜報機関「CP-9」に拘束され、海列車で司法の島エニエス・ロビーへ連行される。ロビン救出に全力を尽くす麦わらの一味に心を打たれたフランキーは、「ロビンが麦わらの一味に救出され、古代兵器は復活しない」ことに賭け、古代兵器プルトンの設計図を燃やしてしまう。抵抗勢力は不要と判断したわけだ。



ニコ・ロビン

果たして、ロビンは無事救出され、古代兵器プルトン復活の片棒を担がされることは回避された。が、それで古代兵器プルトン復活の可能性が全く無くなったわけではない。それ以降もロビンはポーネグリフの情報を集め続けるし、そもそも一味が探し求めるひとつなぎの大秘宝は古代兵器である可能性が高い。仮に、古代兵器プルトンが復活しても悪用されることはなく、善の所有者によって抑止力として存在するのみとなる結末だとすると・・・正直、面白みに欠けるストーリーだ。

古代兵器プルトンは復活し、悪用され、その抵抗勢力として二代目古代兵器プルトンが建造されなければ、設計図はウォーターセブン編をちょっと盛り上げるためのただの小道具になってしまう。

推理小説に銃が登場すれば、発射されねばならないのがセオリーだ。これを「チェーホフの銃」という。古代兵器プルトンは復活し、悪用され、その抵抗勢力として二代目プルトンが建造される。そして、二隻のプルトンは対決する。それは作劇上の必然だ。

フランキーが燃やした設計図が本物とも限らない。CP-9も、一度は偽の設計図を掴まされそうになった。あるいは本物であっても、フランキーは記憶しているのかもしれない。いずれにしても、賭けに失敗したところで世界を古代兵器プルトンの恐怖に晒さないための、保険があったはずだ。

フランキーと兄弟子アイスバーグの二人の元設計図所有者が生存していれば、ガレーラカンパニーは古代兵器プルトンの建造は可能であろう。フランキーが未来国バルジモアで得た科学技術があれば、より強力な戦艦になるかもしれない。もっとも、艦の名称はプルトンではなく「バトルフランキー38号」であろう。

では、誰が初代古代兵器プルトンを入手し、誰が二代目古代兵器プルトンを操るのか?

まず、初代を入手するのはやはり黒ひげであろう。黒ひげがイヌイヌの実モデル ケルベロスの能力者であるとの解釈はもはや定説だ。ケルベロスは冥府におけるハーデス(プルトン)の屋敷の番犬なので、古代兵器プルトンを入手する者として相応しいと考えられる。



黒ひげ

次に、二代目古代兵器プルトンを建造するのはフランキーだとして、操るのはブルックであろう。プルトンは冥府を司る神、ブルックはヨミヨミの実の能力者。一度死んだ後、黄泉の国から魂がこの世に戻って生き返った。「黄泉の国」は「冥府」と同義だ。ケルベロスよりもしっくりくる。プルトンとこれ以上の相性はない。その上ブルックは、ケルベロスの弱点(音楽を聞くと眠ってしまう)を突く「音楽家」だ。



ブルック

第3項 地震の神ポセイドンとグラグラの実

ポセイドンは海を司る神=海洋神である、と簡単に済まされがちだが、実は地震と海の神である。というのも、もともとは大地の神なのだ。巨大な力で大地と海を支える存在なので、彼がその気になれば地震と津波を引き起こすことができる。ポセイドンは「大地の夫」を語源とする説もある。

ちなみに、ローマ神話でポセイドンに相当する神はネプチューンだ。これは単に水の神であり、ポセイドンのように海と大地両方を司るわけではない。そのため、ポセイドンが「地震」の神であることは忘れられがちだ。

そして、グラグラの実がある。元は白ひげが所有していた悪魔の実の能力は、頂上決戦のどさくさで黒ひげに奪われた。黒ひげいわく「全てを破壊する“地震”の力」。当時海軍元帥のセンゴクいわく「世界を滅ぼすことができる力」である。

『ONE PIECE』第57巻552話:センゴク
「世界を滅ぼす力を持っているんだ!!!!」

『ONE PIECE』第59巻577話:黒ひげ
「全てを破壊する“地震”の力」

古代兵器ポセイドンはしらほしであることは確定だが、海王類を動力源にするらしいことから、それを仮に「海の古代兵器ポセイドン」とするならば、グラグラの実の能力と結びついた「大地の古代兵器ポセイドン」が想定される。

では、「海の古代兵器ポセイドン」と「大地の古代兵器ポセイドン」はそれぞれ誰が入手するのか? 「海の古代兵器ポセイドン」はしらほしそのものであり、順当に行ってルフィと共同戦線を張るだろう。「大地の古代兵器ポセイドン」を手に入れるのは、グラグラの実の能力者、黒ひげに違いない。



グラグラの実

第4項 「方舟マクシム」と「方舟オプティム」

エネルと対になって古代兵器ゼウスを構成する方舟マクシムの名称は、ローマ神話でゼウスに相当するユピテルのキャッチフレーズ「ユピテル・オプティムス・マクシムス(最善最高のユピテル)」の「マクシムス(=最高)」部分に由来すると推察される。

では、「オプティムス(=最善)」部分はどこに行ったのか? 「二代目古代兵器プルトン」および、「大地の古代兵器ポセイドン」があるのなら、「方舟マクシム」と対になる「方舟オプティム」が登場して、古代兵器善悪一対のマジックナンバー3が成立する。その船を操るのは無論、ナミだ。

ナミが天候を操る女であり、ウラヌスが天空神であることから、ナミと古代兵器ウラヌスの繋がりを強調する説をしばしば目にするが、否、ナミは古代兵器ゼウスである。繰り返しになるが、ウラヌスの“天空”はあくまでも“宇宙”であり、その意味を“天候”に転じる解釈は無い。天候を司るのはあくまでもゼウスなのだ。方舟オプティムは当然、ナミが操る。

ゼウスが女性でもいいのか?というと、それは構わない。ゼウス(ユピテル)は、時に女体化することがある。絵画「ユピテルとカリストー」では、美しい女神カリストーを口説くため、実娘で月の女神ディアナに姿を変え、近付いた様子を描かれている。

エネルと方舟マクシムは、どこかのタイミングで黒ひげと対決し、破れ、能力と舟を奪われるか、傘下に入るかのいずれかになるだろう。これは、黒ひげが古代兵器プルトンと古代兵器ポセイドンを入手するという「仮説に重ねた仮説」でしかない。だが、この仮説が実現すれば、黒ひげは三兄弟古代兵器を全て手に入れることになり、すなわち富・名声・力を所有する海賊王となる。



方舟マクシム

第5項 善悪一対の三兄弟古代兵器

麦わらの一味が初代古代兵器プルトンの抵抗勢力としての二代目古代兵器プルトンを入手するのは、順番的に、初代古代兵器プルトンが悪の手(黒ひげ)に落ちた後になる。何より、ガイモンの宝箱は空っぽだったのだ。ルフィがひとつなぎの大秘宝を見つけたと思った時には、既に黒ひげに奪われた後である可能性が示唆されている。

『ONE PIECE』第3巻22話:ルフィ
「あったぞ宝箱!!!
 5個!!!」
(中略)
「………うん
 全部からっぽだ!!」

グランドラインのスタート地点、双子岬の灯台守クロッカスから航路の選択について問われ、

『ONE PIECE』第12巻105話:ルフィ
「気に入らなかったらもう1周するからいいよ」

と答えている。

黒ひげに先を越された麦わらの一味は、慌ててグランドライン二周目に突入(あるいは逆走)、空島ジャヤで方舟オプティムとその動力源として黄金の鐘を回収、ウォーターセブンで古代兵器プルトンを建造、魚人島で古代兵器ポセイドンであるしらほしと方舟ノアを回収して、黒ひげとの決戦に臨む、というシナリオはいかがだろうか?

第6項 9つ目~「古代兵器ガイア」の可能性

9つ目の古代兵器ガイアが存在する可能性について触れておく。

前述のとおり、神統記は親子三代の王権争奪の歴史なのだが、この親子三代を裏で操ったのは初代神々の王ウラノスの母であり妻、そして二代目神々の王クロノスの母である、「ガイア」だ。

まずガイアは、ウラノスを産み、その他の神々を産み続けたことで、ウラノスを神々の王の座につかせた。

次にウラノスを見限ると、その息子クロノスをけしかけてウラノスを失墜させる。クロノスはガイアの後見があって二代目神々の王に就いた。

再びクロノスを見限ると、孫ゼウスの隠匿に手を貸し、ティタノマキアに至っても、ゼウス側に指南を施し勝利に導いた。

ところが、再々度ゼウスを見限ると、巨人族ギガスを差し向けてギガントマキアを引き起こし敗れ、最後には最大最強の怪物テュポンを差し向けた最終戦争でも敗れ、ゼウスの絶対王権を認めるに至る。

親子三代の王権争奪戦において、その産みの親であり黒幕はガイアなのだ。ガイア抜きにこの王権争奪戦は語れない。

そんな訳で、古代兵器ガイア存在の可能性を否定できない。話が複雑になりすぎるため高くはないと思うものの、僅かながらに存在の可能性があると考えている。

古代兵器の数がガイアを加えて6つになった場合、ガイモンの宝箱の数“5”との整合性が崩れる。ただ、ガイモンが尻を突っ込んで抜けなくなった宝箱を加えることで、均衡は回復する。

東の海編で最初に遭遇する海賊アルビダの存在もまた、古代兵器ガイアの存在を示唆しているかもしれない。

古代兵器ガイア存在の可能性については、第四部「星を継ぐもの」編においても再考する。

第2節 三兄弟神と海賊団

第1項 ロジャー海賊団

◇ 冥王レイリー

 ・レイリーは冥王である。
 ・冥王はプルトンである。
 ・従って、レイリーはプルトンである。



冥王 シルバーズ・レイリー


冥王ハーデス

◇ 偉大な海の王

『ONE PIECE』第30巻280話
エネル
「カイゾク王?
 そいつはどこの王様なんだ…?」
ルフィ
「世界の偉大な海の王だ!!!!」

 ・ロジャーは海賊王である。
 ・海賊王は「偉大な海の王」である。要は海王である。
 ・海王はポセイドンである。
 ・従って、ロジャーはポセイドンである。

極めて単純だが、明快な論理だ。

ロジャー海賊団には、プルトンとポセイドンがいたことになる。ここにマジックナンバー3を適用すれば、もう一人、ゼウスに相当する人物がいたはずだ。果たしてゼウスは誰だったのか?

古代兵器と海賊団の関係を「マジックナンバー3」で読み解くことで、その謎を明らかにしていく。



ゴール・D・ロジャー

第2項 麦わらの一味

ロジャー海賊団にプルトン及びポセイドンがいたことから、マジックナンバー3の観点からゼウスに相当する人物がいたはずだと仮定したが、さらにこれを延長して「海賊王を輩出する海賊団には三兄弟神が揃う」と仮定してみる。

麦わらの一味を分析してみよう。

◇「ルフィ → 海賊王 → ポセイドン」
まずはポセイドン。「ロジャー → 海賊王 → ポセイドン」同様に、ルフィがポセイドンに相当すると考えられる。



モンキー・D・ルフィ

◇「ブルック → ヨミヨミの実 → プルトン」
「古代兵器の数」において、古代兵器プルトンの設計図から二代目古代兵器プルトンが建造され、ヨミヨミの実の能力者ブルックが操るだろうと述べた。



ブルック

◇「ナミ → 天候を操る女 → ゼウス」
また、エネルと方舟マクシムが古代兵器ゼウスであるとの推察から発展して、方舟マクシムと対をなすもう一つの「方舟オプティム」の存在を仮定した。そして、ナミは「天候を操る女」であり、ゼウスにつながる属性を持つ。方舟オプティムはナミが操るだろうと考えられる。



ナミ

以上のようにこれまでの考察を整理してみると、「海賊王を輩出する海賊団には三兄弟神が揃う」という仮説の蓋然性は高いことがわかる。

第3項 ポセイドン

切り口を変えて考察してみよう。「古代兵器の数」において、古代兵器ポセイドンもまた善悪一対を成し、しらほしの「海のポセイドン」に対して、グラグラの実を持つ黒ひげが「大地のポセイドン」を手に入れるだろうと述べた。

ここに、ロジャー、ルフィ、黒ひげの三人がポセイドンとなるマジックナンバー3が現れた。この内、ロジャーは海賊王、ルフィもまた海賊王になることを前提としてポセイドンにつながる人物だと仮定している。マジックナンバー3の均衡を鑑みれば、黒ひげもまた海賊王になることが示唆されているようだ。

第4項 プルトン

麦わらの一味「ブルック → ヨミヨミの実 → プルトン」
黒ひげ海賊団「黒ひげ → ケルベロス → プルトン」
ロジャー海賊団「レイリー → 冥王(能力不明) → プルトン」

当然のように、プルトンのマジックナンバー3が成立する。

第5項 ゼウス

ゼウスについては、海賊団を離れて考察してみよう。

「ナミ → 天候を操る女 → ゼウス」
「エネル → 雷神 → ゼウス」



エネル

ここまでは、「古代兵器ゼウス」および「方舟マクシムと方舟オプティム」において詳解した。天空神ウラヌスの「天空」が「宇宙」や「全世界」を意味するのに対し、天空神ゼウスの「天空」はその意味を「天候」に転じている。それもまた「嵐」や「雷」にまで分解されて、結局ゼウスは「雷神」なのだ。それで、エネルと方舟マクシムが古代兵器ゼウスである、との仮説に至った。加えて、「天候を操る女」ナミが、方舟マクシムと対をなす「方舟オプティム」を操るもう一人のゼウスとなる可能性を指摘した。

ここであらためて注目したいのは、ゼウスが「嵐」を司る点だ。そして、嵐を呼ぶ能力をもつと思われるキャラクター、革命軍総司令官「ドラゴン」の存在だ。



ドラゴン

ドラゴンの登場シーンは常に風が強く、ドラゴン自身が現れなくとも近くにいるだろうと推察される場所では強い風の描写がある。

『ONE PIECE』第60巻586話:ゴア王国国王
「今日は風が強いな……」

メラメラの実の能力者エースがドラム王国を訪れた際に、珍しく雪が降らなかったことと通じる。

ローグタウンでルフィが斬首されそうになった時も、ドラゴンの登場と合わせて雷と雨と突風が発生し、ルフィは命拾いをした。ドラゴンの能力だと断定できるほどの確たる描写はないが、クロコダイルがそれを匂わせる発言をしている。

『ONE PIECE』第11巻99話:スモーカー
「まるで“天”が
 あの男を生かそうとしている様だ」



白猟のスモーカー

「ドラゴン → 嵐を呼ぶ → ゼウス」とすれば、ナミ、エネルと合わせて、ゼウスのマジックナンバー3が浮かび上がる。

ゼウスのマジックナンバー3が、プルトン、ポセイドンのマジックナンバー3同様に海賊団と結びつくのであれば、エネル、ドラゴンはどの海賊団につながるのであろうか?

第6項 エネルと黒ひげ海賊団

『「方舟マクシム」と「方舟オプティム」』において、エネルは黒ひげにゴロゴロの実の能力と方舟マクシムを奪われるか、黒ひげ海賊団の傘下に入るだろうと推察した。

黒ひげと古代兵器のマジックナンバー3におけるバランスを考慮すると、「ケルベロス → プルトン」、「グラグラの実 → ポセイドン」と、ふたつの古代兵器が黒ひげ自身に結びついている以上、残る古代兵器ゼウスも黒ひげ自身が身につけることになる。つまりエネルは、黒ひげ海賊団の傘下に入るより、黒ひげにゴロゴロの実の能力を奪われるはずだ。

エネルではなくドラゴンが黒ひげ海賊団に加わる可能性はないのか? 念のために考察しておこう。

本稿では、善悪一対の三兄弟古代兵器は、最終的にふたつの海賊団に分かれて対決すると踏んでいる。それは「麦わらの一味」対「黒ひげ海賊団」だ。どちらかがゴロゴロの実と方舟マクシムを手に入れるのが筋で、すでに天候を操る女ナミが所属する麦わらの一味に雷神エネルが割り込む余地はない。従ってエネルのゴロゴロの実と方舟マクシムは、黒ひげ海賊団に奪われるしかない。

第7項 ドラゴンとロジャー海賊団

ロジャー海賊団と古代兵器のマジックナンバー3において、「ロジャー → 海王(海賊王) → ポセイドン」および「レイリー → 冥王 → プルトン」と、ふたつの古代兵器につながる人物が所属していた以上、もう一人ゼウスもいたはずだと前述したが、それはドラゴンであると考える。

ゼウスのマジックナンバー3のうち、ナミは麦わらの一味に所属しており、エネルのゴロゴロの実と方舟マクシムは黒ひげ海賊団に奪われるとすると、ロジャー海賊団に割り当てられるのは残った一人ドラゴンになる。

消去法では寂しいので傍証を探してみるたが、これといって明確な材料はない。強いて言えば、ローグタウンでロジャーが海軍によって処刑された際に、ドラゴンはその場にいたというところぐらいか。

逆に「ドラゴン → ロジャー海賊団のゼウス」の座を脅かすのは、「スコッパー・ギャバン」だ。

スコッパー・ギャバン(銅)は、ロジャー海賊団の一員として、副読本「DEEP BLUE」で紹介されている。スコッパーの名に含まれる「コッパー」英語で「銅」だ。ゴールド・ロジャー(金)、シルバーズ・レイリー(銀)と共に金銀銅のマジックナンバー3を構成する。

第3節 古代兵器対決の構図

古代兵器ウラヌスは「世界を支配する実質的な力」であり、同時に「世界国家の王権の象徴」と考える。つまり、古代兵器ウラヌスを手に入れた者が「世界の王」になるのではないか?

前述のように、ギリシア神話の序論「神統記」では、ウラヌス~クロノス~ゼウスの親子三代が王権争奪戦の末に、ゼウスにより絶対王権確立されるまでが語られている。二代目神々の王クロノス率いるティターン神族と、その息子ゼウス率いるオリュンポス神族の王権争奪戦ティタノマキアは10年の長きに渡り続き、最終的には全宇宙を崩壊させる程の激しい戦争であった。

「古代兵器クロノス」の所有者と「三兄弟古代兵器(プルトン・ポセイドン・ゼウス)」の所有者による「古代兵器ウラヌス」の争奪戦こそが、世界政府が恐れる「世界中をまきこむ程の“巨大な戦い”」なのではないか?

そして、世界貴族「天竜人」が、世界政府と海軍に護られ実質的に世界を支配しているのは、古代兵器ウラヌスあるいは古代兵器クロノスを所有しているからではないか? もし古代兵器ウラヌスが所在不明で、三兄弟古代兵器プルトン・ポセイドン・ゼウスが集結していなければ、暫定的に古代兵器クロノスの所有者が世界の王となるからだ。

ドフラミンゴがその秘密を知る「マリージョアの国宝」こそ、古代兵器クロノスだと考える。「失われた百年」とは、古代兵器クロノスによって消失させられたのかもしれない。



ドンキホーテ・ドフラミンゴ


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