第4章 東の海編

第1節 海賊王が手に入れるもの

「東の海編」において「麦わらの一味」が戦ったエピソードは以下の7つであった。

アルビダ海賊団
海軍153支部
バギー海賊団
クロネコ海賊団
クリーク海賊艦隊
魚人海賊団アーロン一味
バギー&アルビダ連合

山賊はルフィが海賊になる前の単独戦闘だったので除外、森の番人ガイモンは極めて重要なエピソードではあるが、麦わらの一味と戦っていないのでここでは除外する。

このうち、② 海軍153支部、③ バギー海賊団、④ クロネコ海賊団、⑤ クリーク海賊艦隊は、「富・名声・力」に対応していると読み取れる。「富・名声・力」に対しエピソードが“4”と、数が合わないところがミソだ。ここに古代兵器クロノスが潜んでいる。

そして、「富・名声・力」と紐付かない① アルビダ海賊団、⑥ 魚人海賊団アーロン一味、⑦バギー&アルビダ連合に、古代兵器ウラヌスのヒントが隠されていると考えている。

ひとまず、「富・名声・力」と紐付くエピソードについて分析してみよう。

第2節 バギー海賊団 ⇒ 【富】

ルフィにとってのお宝は「麦わら帽子」、それに象徴されるシャンクスとの再会の約束。ゾロにとってのお宝は刀「和道一文字」、それに象徴される幼なじみ“くいな”との世界一の剣豪になるという約束。シュシュにとってのお宝は「店」、大好きだった主人の形見を守り続ける。町長プードルにとってのお宝は「町」、命をかけてでも守るべきもの。

人によりお宝の定義や意味は異なることが提示される中、
『ONE PIECE』第2巻15話:バギー
「バカか てめぇは!
 “宝”ってのはな
 金銀財宝のことを言うんだ!!」

『ONE PIECE』第2巻15話:バギー
「おれは後に“偉大なる航路”を制し!!
 全世界のハデに輝く財宝を
 全て手中に収める男だ!!!」

バギーにとってのお宝は、最も海賊らしいと言えばらしい「金銀財宝」。

『ONE PIECE』第3巻15話:バギー
「それは海底に沈められた
 巨万の富を記す地図だった」

丁寧にも「富」と言い換えてもいる。

『ONE PIECE』第3巻15話:バギー
「そしておれはフッ切れた!!
 海中がダメなら海上の全ての財宝を
 おれのものにしてやるとな!!!」

悪魔の実を食べてカナヅチになったバギーが諦めた、「海中のお宝」とはいかなるものか? アルビダ海賊団と連合していることにいかなる意味があるのか、残念ながら解読できていない。

ともあれ、「バギー=富=プルトン」という解釈は成り立つ。



バギー

第3節 海軍第153支部 ⇒ 【名声】

モーガン大佐(斧手のモーガン)は部下との会話で、町人達からの上納金が少ないことについて、

『ONE PIECE』第1巻4話:モーガン
「懐は問題じゃねェ
 要はおれへの敬服度だ!!」

と答えている。モーガンが町民から徴収する上納金は、蓄財=富が目的ではない。金額は、町民のモーガンに対する敬服度を計るバロメーターだ。

『ONE PIECE』第1巻4話:モーガン
「おれは海兵としてこの腕っぷしで
 大佐にまで登りつめた
 いいか…世の中称号が全てだ!!!」

「世の中“称号”が全てだ」と言い、

『ONE PIECE』第1巻4話:モーガン
「みろ!! これが おれの権力の象徴だ
 長い年月をかけて
 今日完成したばかりのおれの念願の像だ!!」

“権力の象徴”として「像」を建立した。つまるところモーガンは“名声”に固執している。名声の根拠として称号を得、名声を具現化するために像を建立し、名声を計測するために上納金を集める。

ここに、「モーガン=名声=古代兵器ゼウス」という解釈が成り立つ。



モーガン

第4節 クロネコ海賊団 ⇒ 【名声】

第1項 売れた名を捨てる

クロネコ海賊団船長「キャプテン・クロ」またの名を「百計のクロ」は3年前、船を降り、身を隠すことを計画する。海賊として「売れた名」が、海軍や賞金稼ぎを呼び寄せる。追われ続ける海賊生活に嫌気が差したのだ。

『ONE PIECE』第5巻37話:キャプテン・クロ
「ほどほどに名が揚がると執拗に追ってくる
 政府の海軍や賞金稼ぎ
 ウザったくてしょうがねェ…」
「そうさ…その売れた名が海軍を引き寄せるんだ
 だから おれはC・クロをやめるつもりだ」

海軍の軍艦を襲い、そこに部下ジャンゴの催眠術をかけた身代わりを差し出し、処刑させた。自らを世間的に殺すことによって「売れた名」を棄てたのだ。「売れた名」とはつまり「名声」である。ただここで、「クロ=名声=ゼウス」と解釈するのは早計だ。既に「モーガン=名声=ゼウス」が成立していることとダブる。他の重要な要素を慎重に考慮する必要がある。

第2項 名声の移譲

最も見逃せないポイントが、モーガンとの絡みだ。3年前、クロが襲い身代わりを差し出した海軍の軍艦にはモーガン(当時軍曹)がいた。クロによって顎を砕かれ、それでもめげないところを見込まれたモーガンは、ジャンゴの催眠術のよって身代わりをクロと思い込み、処刑を“させられる”。その後本人は「海兵としてこの腕っぷしで大佐まで登りつめた」と豪語しているが、出世のきっかけにはクロの捕縛と処刑がある。つまり、モーガンの地位と権力に象徴される「名声」は、クロから移譲されたものと言っていい。

第3項 全ては計画

『ONE PIECE』第3巻25話:ウソップ
「計算された略奪を繰り返す事で
 有名だった海賊だ…!!」

ウソップはクロについてこう評した。

『ONE PIECE』第5巻37話:キャプテン・クロ
「全ては“計画”だ」
「海賊団なんてのはしょせん世間からはみ出した
 野犬のかき集めだ
 “計画”なくしてそんな奴らに何ができる!!
 どいつもこいつもおれの計画に
 黙ってしたがってりゃいいんだ!!!」

クロは「全ては計画だ」と言う。部下を管理するにも、海賊として略奪を働くにも「全ては計画だ」と。

「百計のクロ」の異名を持つクロは、奸智に長ける。

第4項 お嬢様暗殺計画と隠遁生活

『ONE PIECE』第3巻25話
キャプテン・クロ
「それで…計画の準備はできているんだろうな」
ジャンゴ
「ああ もちろんだ いつでもいけるぜ
 “お嬢様暗殺計画”」

海軍に身代わりを差し出して処刑させ自らを世間から抹殺したクロは、シロップ村の富豪カヤお嬢様の下で執事として働き、周囲の信頼を得る。その上でお嬢様を暗殺し、村民の信頼を損ねぬまま遺産と平穏な生活を得ることを計画した。

第5項 クロノス

整理しよう。キーワードは「名声の移譲」、「計画(奸智)」、「暗殺」、「隠遁生活」。ここから導き出される仮説は、「クロ=クロノス」だ。

まず最も重要なポイントが「名声の移譲」。ゼウスはクロノスを倒して神々の王の座を譲り受けた。ゼウスはその後、ギガントマキア、テュポンとの最終決戦を経て王座を絶対的なものとし、大神、最高神、全知全能の神と、最高の名誉を得た。ゼウスの名声はクロノスから譲り受け、自ら増大させたものだ。

モーガンがクロから「賞金首キャプテン・クロの捕縛と処刑」という手柄を譲り受け、その後自らの腕っぷしで大佐の地位にまで登りつめたことと重なる。

次に「計画」。クロノスはウラヌスの息子でゼウスの父親。兄弟のなかで最も奸智に長けるといわれている。「奸智」とは、「ずる賢い」、「狡猾な」。一方、クロの異名にある「百計」とは、「いろいろな謀(はかりごと)」。なにしろ海賊の「計画」だ。実質的な意味は「奸計」に相当する。

クロノスとクロは「奸智に長ける」という特徴で一致する。

そして「暗殺」。クロノスは、身を隠し、父ウラヌスが母ガイアの床に入るところに躍り出て、大鎌アマダスでウラノスの男根を切り落とした。ウラノスは死亡していないので暗殺は成立していないし、そもそもクロノスに殺意があったかどうかさえ不明ではあるが、男根を切り落とされれば男として死んだも同然で、暗殺に極めて近い行為だったといえる。クロの「お嬢様暗殺計画」も麦わらの一味によって阻止され、カヤは死亡していない。

クロノスとクロは、「暗殺未遂」という共通項を持つ。

最後に「隠遁生活」。クロノスはティタノマキアでゼウス達オリュンポス神族に敗れ神々の王の座を追われると、ゼウスによりタルタロス(冥府の奥の領域)に幽閉されたものの、その後ゼウスと和解し、「エリシオン」の統治を任された。エリシオンとは、生前に良い行いをした人間が神々に選ばれ、死後の生を送る世界最西端にある楽園。雪や雨も降らず、常に穏やかな西風が吹きそよぐ、人間にとって最も住みやすい場所であるという。クロの計画はお嬢様の遺産獲得が主目的ではない。クロが名声を捨ててまで得たかったのは「平穏」。無能で手のかかる部下、海軍や賞金稼ぎ達追っ手に煩わされることなく、穏やかな生活を送りたかったのだ。

クロの目論んだ「隠遁生活」は、クロノスの「エリシオン統治」と符合する。

「クロ=名声=クロノス」と解釈できる。



キャプテン・クロ

第6項 『黒猫は見ていた』

蛇足かもしれないが・・・「BLACK CAT」という漫画作品がある。主人公は、暗殺者集団「秘密結社クロノス」から身を引いた元暗殺者、通称「BLACK CAT」、つまり「クロネコ」。クロネコ海賊団、お嬢様暗殺計画、古代兵器クロノス。見逃せない一致だ。

時系列で見ると、「ONE PIECE」が1997年に連載開始した3年後の2000年に「BLACK CAT」が連載開始し、4年後の2004年に完結している。つまり「BLACK CAT」が「ONE PIECE」の後発作品にあたる。そして「BLACK CAT」もまた、多数の先行作品を模倣しているとの指摘がある。インターネット上で確認されたい。

ただここで不思議なのは、「クロノス」の一致だ。クロネコ海賊団 → BLACK CAT、お嬢様暗殺計画 → 暗殺者集団、ふたつの一致、ここまではいい。黒猫の黒からつながる暗いイメージや、忍び足といった特徴が暗殺に結びつくのは、模倣でなくとも一致する割とありがちな連想と言えなくもない。それにしても「クロノス」は一体どこから来たのだろうか?

ひとつに、先に読解したように、クロノスがウラヌスに対する暗殺まがいの行為によって王位を簒奪したことにちなんだ、という解釈はありうる。であれば偶然の一致の枠を出ない。「BLACK CAT」連載開始時点では、古代兵器プルトンの名前は登場済みであったものの、古代兵器ポセイドンはもちろん、古代兵器ゼウスと目される神・エネルさえも登場していない。従って、東の海編の各エピソードに古代兵器を重ねて読み込む解釈は、さすがにありえないからである。

次に、一歩踏み込んで邪推してみる。「ONE PIECE」と「BLACK CAT」は、共に「週刊少年ジャンプ」の連載作品である。編集部は、あるいは担当編集者個人は、東の海編のエピソードに込められた裏設定を知っていた可能性は十分にある。つまり、編集者経由で「裏設定クロノス」が「BLACK CAT」作者に共有された、というのは考え過ぎだろうか?

BLACK CAT」の「秘密結社クロノス」には、もうひとつ解せない謎がある。先の邪推を補強する材料になりそうな一致が、別作品内に認められる。それについては、第四部「星を継ぐもの」編で考察する。

第5節 クリーク海賊艦隊 ⇒ 【力】

首領・クリーク(ドン・クリーク)の「力」に関する発言を列挙する。

『ONE PIECE』第7巻60話:クリーク
「小僧…おれが東の海を制した
 本物の『武力』ってもんを見せてやる」

『ONE PIECE』第7巻61話:クリーク
「戦闘に要るものは“殺す手段”それだけだ
 それが『武力』だ!!!」

『ONE PIECE』第7巻65話:クリーク
「“最強の装備”と“最強の力”こそ
 最高の『武力』だとわかったか!!」

『ONE PIECE』第7巻66話:クリーク
「おれの武力に敵うものはありえねェ!!!」

クリークにとって「武力」は自らのアイデンティティであり、逆に、クリークは東の海における「力」の象徴的存在である。

「武力 = 装備 + 力」と、要素分解してくれているあたりも易しい。

「クリーク=力=ポセイドン」と解釈できる。



ドン・クリーク

第6節 魚人海賊団アーロン一味 ⇒ 【この世の全て】

第1項 国家・支配

『ONE PIECE』第1巻1話
「富・名声・力
 かつてこの世の全てを手に入れた男
 ”海賊王”ゴールド・ロジャー」

『ONE PIECE』第1巻2話:コビー
「海賊王ってゆうのは
 この世の全てを手に入れた者の称号ですよ!!?
 つまり 富と名声と力の”ひとつなぎの大秘宝”
 …あの『ワンピース』を目指すって事ですよ”」

「アーロン」編は「富・名声・力」のいずれかではなく、「この世の全て」に相当していると解釈する。

『ONE PIECE』第8巻71話:アーロン
「てめェらの“奉貢”はやがて この東の海を統べる
 『アーロン帝国』の礎となるんだ!!!!」

アーロンもまた、モーガン同様に市民(ココヤシ村の村民)から奉貢を徴収しているものの、単なる蓄財目的ではない。モーガンの上納金は市民の敬服度測定が目的であったが、アーロンの奉貢は「アーロン帝国の礎」と表現されるように、国家樹立、支配体制確立、領土・領海拡大の為の投資が目的だ。

『ONE PIECE』第9巻72話:ウソップ
「『アーロン帝国』!?
 “国家”をつくろうとしてんのか あいつらは…!!!
 東の海をまるごと『魚人の帝国』にする気か!!」

『ONE PIECE』第9巻77話:アーロン
「今この瞬間から!!!
 この村 いや この島をおれ達の支配下とする!!!」

「国」、「支配」がアーロン編のキーワードと言えよう。

『ONE PIECE』第11巻92話:アーロン
「その海図で世界中の海を知り尽くした時!!!
 おれ達魚人に敵は無くなり!!!
 世界はおれの帝国となる!!!」

アーロンは、測量室でナミが書き続けた海図によって、まず手始めに東の海を統べ「アーロン帝国(魚人の帝国)」を建国し、これを足がかりに支配を広げ世界を「おれの帝国(アーロン帝国)」にしようと目論んでいる。まさに「この世の全て」を手に入れようとしているとのわけだ。

「アーロン=この世の全て(国・支配)」という解釈が成り立つ。



アーロン

第2項 ウラヌス

アーロンが求めるのは「国家」、全ての「支配」。これこそが、古代兵器ウラヌスの意味するところではないか?

『ONE PIECE』第1巻1話
「富・名声・力
 かつてこの世の全てを手に入れた男
 ”海賊王”ゴールド・ロジャー」

『ONE PIECE』第1巻2話:コビー
「海賊王ってゆうのは
 この世の全てを手に入れた者の称号ですよ!!?
 つまり 富と名声と力の”ひとつなぎの大秘宝”
 …あの『ワンピース』を目指すって事ですよ”」

ナレーションやコビーの言うところの「富・名声・力」と「この世のすべて」は、同義ではないように感じる。「富・名声・力」とは、イコール「この世の全て」だろうか?

① 「富・名声・力」=「この世の全て」
② 「富・名声・力」⊂「この世の全て」
の、どちらなのか?

後者②はつまり、「富・名声・力」は「この世の全て」に含まれるが、全てではない、という解釈だ。

ナレーションでは、どちらにも解釈できるように思える。コビーの発言では、「富・名声・力」=「ひとつなぎの大秘宝」=「ワンピース」は確定できるが、さらに=「この世の全て」か?となると若干の違和感がある。もちろん、その解釈が成り立つ文脈ではある。だが、ワンピースを目指すとその結果、この世の全てが手に入る・・・言い換えると、ワンピースを手に入れたその次にこの世の全てを手に入れる、そんなステップがあるのではないか? 「ワンピースを手に入れる」ではなく「ワンピースを目指す」と表現されていることにこだわった解釈だ。

「富・名声・力」=「ひとつなぎの大秘宝」=「ワンピース」≠「この世の全て」を前提に、ガイモンのセリフ「ワンピースはお前が見つけて世界を買っちまえ」を読解すると、ワンピースで世界を買うわけだから、ワンピースは世界と等価であっても世界そのものではないと解釈できる。

『ONE PIECE』第3巻22話:ガイモン
「“ワンピース”はお前が見つけて
 世界を買っちまえ!!」

ところで繰り返しになるが、天空神ウラヌスの「天空」と、天空神ゼウスの「天空」は
意味が異なる。本来は、同じく宇宙・全世界を指す言葉だが、ゼウスの「天空」が、天空→天候→嵐→雷と意味を転じたのに対し、ウラヌスの場合、意味を転釈することなく天空=宇宙・全世界のままであった。つまり、「この世の全て」=「全世界」=「ウラヌス」と定義できる。

整理すると、「この世のすべて」とは「富・名声・力」とは異なる存在で、すなわち「ウラヌス」であると解釈する。

したがって、「アーロン=この世の全て(国・支配)=ウラヌス」という解釈が成り立つ。

第7節 ガイモンの宝箱

以上のように東の海編を分析することで、三兄弟のマジックナンバー3および、親子三代のマジックナンバー3が成立することがわかった。ウラヌス、クロノス、プルトン、ポセイドン、ゼウスで、古代兵器の数は合計「5つ」になる。

これは、森の番人ガイモンが20年間守り続けてきた空っぽの宝箱の数と一致する。

『ONE PIECE』第3巻22話:ルフィ
「あったぞ宝箱!!!
 5個!!!」

マジックナンバー3が頻出する本作において、何故、宝箱の数が5つであったのか? 世に類を見ない超長編漫画の中にひっそりと差し込まれた1話完結のエピソードに、意味が無いわけがない。空っぽだった宝箱の数にさえ、気まぐれは許されないのだ。

蛇足ながら、ガイモンの尻が抜けなくなった宝箱をカウントする選択肢もなくはない。その場合は「アルビダ=???=ガイア」という解釈となるが、後述する。



ガイモン

第8節 古代兵器ウラヌスの正体

天空神ゼウスの「天空」と、天空神ウラヌスの「天空」では意味が異なることも前述した。ゼウスの「天空」が天 ⇒ 天候 ⇒ 嵐 ⇒ 雷と意味を転じたのに対して、ウラヌスの「天空」は意味を転じることなく「宇宙」であり、せいぜい「この世そのもの」、「世界の全て」である。

ここに、古代兵器ウラヌスの正体が見えてくる。以下は、次稿以降で展開する、古代兵器ウラヌスの正体についての仮説だ。

第一部「機動戦士ガンダムUC」編 ⇒ 宙航戦艦、電伝虫
第二部「新世紀エヴァンゲリオン」編 ⇒ 人類進化促進装置、宙航戦艦、電伝虫
第三部「風の谷のナウシカ」編 ⇒ テラフォーミング装置
第四部「星を継ぐもの」編 ⇒ 仮想現実構築装置

「宙航戦艦」、「電伝虫(星間通信装置)」説は、「ウラヌス」=「宇宙」と捉えたものだ。

「ウラヌス」=「この世の全て」 ⇒ 「世界を創り出す力」と捉えれば、「ひとつなぎの大秘宝」=「ウラヌス」=「創世機械」となる。「人類進化促進装置」、「テラフォーミング装置」、「仮想現実構築装置」はその筋の仮説だ。

仮説の詳解は次稿に譲るが、直感的に言って、「古代兵器ウラヌス」が「ひとつなぎの大秘宝」ではないかと考えている。そして、ルフィは最終的に「ひとつなぎの大秘宝」を破壊するだろう。ナミの測量室、海上レストランバラティエ、空島のジャイアントジャック、魚人島(予言)・・・ルフィは、束縛するものを破壊することで自由をもたらしてきたからだ。


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